台風6号、ソウル・平壌同時来襲…前例のない“韓半島縦断”台風
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.08.10 06:59
台風6号「KHANUN(カーヌン)」は世界の台風を記録し始めた1951年以降、韓半島(朝鮮半島)を縦断する初めての台風となる見通しだ。ソウルと平壌(ピョンヤン)を同時に通過する台風もこの台風が初めてだ。台風6号は10日午前9時、中心気圧975ヘクトパスカルの強さ「中」の状態で慶尚南道統営(キョンサンナムド・トンヨン)西側の南海岸に上陸して同日午後3時ごろ中心気圧980ヘクトパスカル、強さ「中」を保ったまま忠清北道清州(チュンチョンブクド・チョンジュ)付近を通過すると、韓国気象庁が9日午後10時に発表した。続いて10日夜にソウル東側の端に沿って北上し、11日には北朝鮮の平壌に影響をもたらすものとみられる。11日午前9時~午後3時、平壌南側から西北側へと進んだ後、この日夜に新義州(シンウィジュ)付近の陸上で熱帯低圧部になると予想されている。