ブラジルで78人、ケニアで228人死亡…世界同時多発「殺人洪水」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.05.07 08:28
最近世界で同時多発的に発生した致命的な大雨と「殺人洪水」で数百人が死亡し、世界各地の社会インフラ施設が焦土化したと5日(現地時間)、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。
最も大きな被害を受けたのは東アフリカ最大の経済国家ケニアだ。3月以降続いた大雨で現在までの時点で228人が命を失い、72人が行方不明となっている。21万2630人が被災者になった。特に先月29日にナクル州に位置したオールドキジャべダムが決壊し、一度に58人が死亡した。この地域のワンガリ・トゥクさん(47)は「自宅と職場がすべて流された」としながら「7人の子女とともに行く所がない。政府の助けだけを待っている」と話した。