【コラム】韓国半導体の未来が恐ろしい…めまいがする「銭の戦争」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.29 13:05
歳月が流れた後、2020年代の世界の産業分野はどんなキーワードで定義されるでしょうか。生成型人工知能(AI)の登場、電気自動車の普及、ロボティクスの産業化などさまざまなものがあるでしょうが、ひとつだけ選べと言うならば多分半導体になるでしょう。他のすべての革新を可能にしたものが先端半導体であるためです。
特に米国と中国の覇権争いが進行され、先端半導体の供給網をめぐる競争はますます激しくなっています。米国は中国が先端半導体領域を狙っているのをどうにか防ぎたいという立場です。技術宗主国である米国はまた、韓国や台湾などに明け渡した半導体生産基地の役割まで取り戻してこようという覚悟です。半導体の素材・部品・装備分野の大国である日本も生産能力拡充に乗り出しました。圧倒的な生産能力を備えた台湾は米国などに生産基地を作りながらも、核心技術だけは自国に残そうと努力しています。