HYBEの泥沼内紛事態…NewJeansの独創性を模倣しのか、「コンセプト著作権」が核心(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.04.27 11:36
業界ではこの事態をアイデア盗用に対する認識改善のきっかけにすべきだという声が多い。文化評論家として活動するチョン・ジウ弁護士は「アイデアは著作権保護対象ではないが、コンセプトが表現されたデザインや形態、色感を具体的に真似れば著作権侵害という接近も可能だ」とし「著作権の範囲が広くなり、不正競争防止法のような別の法でアイデアを保護する余地もある。アイドルのコンセプトが高度な努力と創作性を持って作られたのなら、法の形式だけに従うより幅広く保護する方法を探すのが現代文化産業の義務」と話した。
HYBEが売上高2兆ウォン(約2250億円)を達成して韓国最大のエンターテインメント企業に成長できた要因に挙げられてきた国内外マルチレーベル体制に対する懐疑論も出ている。絶対的な求心点もなく同じ屋根の下で売上競争をしたことでこうした事態が発生したということだ。評論家イム・ジンモ氏は「マルチレーベルは音楽産業で最も重要な多様性確保方式であり、SMエンタがマルチカラーとして最初に稼働させた」とし「HYBEは多様性でなくお金を追ったことで芸術的欠乏を自ら招いた」と診断した。