2007年の超好況期再演なるか…韓国造船業「スーパーサイクル」の証拠3つ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.18 13:06
2007年10月に現代重工業(現HD現代重工業)の株価が55万ウォンを超えた。KOSPI時価総額順位は3位。当時現代重工業より時価総額が大きい企業はサムスン電子とポスコだけだった。しかし今月3日のHD現代重工業の終値は12万2700ウォン。2007年10月から4分の1以上落ち込んだ状態だ。KOSPI時価総額順位は37位に落ちた。韓国を代表する輸出のドル箱業種で好況に沸いた造船業は2008年の世界的金融危機を基点に長期不況に苦しみ、その結果が株価にそのまま反映されたのだ。しかし最近は反転の兆しが見える。
造船業の株価はこれまで時々沸き上がることがあったが長く右肩下がりを抜け出すことができなかった。2021年を基点に業況が多少回復してからも半導体や二次電池・バイオに押され舞台の主人公として注目されることはなかった。ここに「斜陽産業」のイメージまでかぶせられ過去のような株価上昇傾向はこれ以上不可能に見えた。