ワクチンも解毒剤もない? 米国が断定した「北朝鮮の生物兵器」のレベル
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.16 15:31
北朝鮮が生物兵器(Biological Weapons=BW)を利用した不正規戦のために遺伝子操作関連技術を蓄積していることが明らかになった。米国務省が毎年公表している報告書が新たに評価した内容だ。北朝鮮が遺伝子操作でワクチンや解毒剤がない病原体を流布するシナリオは十分にあり得るということであり、注目されている。
米国務省が15日(現地時間)に公開した「2024軍備統制・不拡散・軍縮合意履行報告書」によると、米国側は「北朝鮮は生物兵器として使用されるバクテリア・ウイルス・毒素生産技術力を保有した」と評価した。続いて「北朝鮮の国家科学院などは遺伝子はさみ(CRISPR)関連能力も備えた」と分析した。遺伝子はさみを活用した操作能力とは有機体のDNAを変更、挿入することをいう。