バイデン氏、大統領選挙を意識して報復戦には不参加…トランプ氏「イラン挑発、バイデンの弱さのせい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.15 07:18
イランのイスラエル報復攻撃で中東事態が激化し、11月の米国大統領選挙を控えたバイデン大統領がジレンマに陥った。米国としては同盟であるイスラエルを支援すべきところだが、大統領選挙を控えて批判世論の高まりも考慮に入れなければならない。
バイデン大統領は13日(現地時間)、イランのイスラエル攻撃以降、イランを批判する声明を出した。ところがこの声明でバイデン大統領は「イスラエルが前例のない攻撃も防御する驚異的な能力を見せた」とし「敵がイスラエルの安全保障を脅かすことはできないという明らかなメッセージを送った」とした。今回の攻撃をイスラエルが大きな被害なく防御した点を強調したかのようだった。CNNなどによると、バイデン大統領はネタニヤフ首相に「(迎撃によって)イランの攻撃が失敗したので、あなたは勝ったのではないか」とし、報復戦に参加する考えがないことを明らかにした。