外交で支持率の逆転を狙う岸田氏…「マイクロソフトから29億ドルの投資誘致」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.11 08:24
就任後初めて米国を国賓訪問した岸田文雄首相がマイクロソフト(MS)から29億ドル(約4435億円)の投資を誘致するなど「セールス外交」を繰り広げている。支持率の低下で政治的危機に直面した中で、外交的成果によって逆転を狙っているとの評価もある。
読売新聞によると、岸田首相は訪米初日である9日(現地時間)、ブラッド・スミス社長と会って生成AI(人工知能)やサイバーセキュリティー分野における米日協力方案について意見を交換した。この席でMSは今後2年間で日本に29億ドルを投資すると発表した。MSの対日投資としては歴代最大規模となる。MSはこの資金で日本データセンターを増設し、東京都内に新たに研究センターも設立する方針だ。