紛争で原油価格上昇、好況で銅価格上昇…原材料価格が軒並み上昇
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.08 08:00
国際原油価格が1バレル=90ドルを超えたのに続き「景気のバロメーター」である銅価格も1年2カ月ぶりの高値だ。アルミニウム、スズなど多くの非鉄金属価格も揺れ動いている。地政学的紛争と米中の景気改善のシグナルがかみ合わさってだ。全方向的な原材料価格の高止まりは物価にも悪影響を及ぼすだろうという懸念が出ている。
国際原油価格は6営業日連続で上がり1バレル=90ドルに達した。5日にロンドンICE先物取引所のブレンド油先物価格は91.17ドルで、2日連続90ドル台となった。この日ドバイ原油の現物価格(シンガポール取引分)も90.89ドルに上がり90ドルを超えた。昨年10月以降で最も高い。