「全世界がわれわれの敵」…規模拡大して帰ってきたIS、さらに過激に(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.07 12:19
消えたと思ったスンニ派武装勢力のイスラム国(IS)が帰ってきた。ロシアのプーチン大統領が5回目の執権に成功し「21世紀のツァーリ」となるやいなやISはロシアの首都モスクワの真ん中で大型テロを起こし健在を誇示した。今夏にパリ五輪開催を控えたフランスなど欧州諸国がセキュリティを強化するなど世界に再び「IS警報」が発令された。
先月22日にモスクワのコンサートホールでテロが発生し、140人以上が死亡する惨劇が起きた。テロ直後にISは自分たちの犯行だと明らかにし、当初ウクライナを犯人としていたプーチン大統領も結局「急進イスラム主義者の仕業」と認めた。