주요 기사 바로가기

「全世界がわれわれの敵」…規模拡大して帰ってきたIS、さらに過激に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.07 12:19
0
消えたと思ったスンニ派武装勢力のイスラム国(IS)が帰ってきた。ロシアのプーチン大統領が5回目の執権に成功し「21世紀のツァーリ」となるやいなやISはロシアの首都モスクワの真ん中で大型テロを起こし健在を誇示した。今夏にパリ五輪開催を控えたフランスなど欧州諸国がセキュリティを強化するなど世界に再び「IS警報」が発令された。

先月22日にモスクワのコンサートホールでテロが発生し、140人以上が死亡する惨劇が起きた。テロ直後にISは自分たちの犯行だと明らかにし、当初ウクライナを犯人としていたプーチン大統領も結局「急進イスラム主義者の仕業」と認めた。

 
モスクワでテロを起こしたのはISの分派である「イスラム国ホラサン州(ISIS-K)」だ。ワシントン・ポストは「今回の攻撃でISとその支部が中東だけでなく他の地域も攻撃する能力を備えているという事実を想起させた」と指摘した。

◇一時は英国相当の面積の土地を支配

2000年代初めにイスラム原理主義武装勢力アルカイダの分派として活動したISは、2010年代初めにシリアで現在の名前で勢力を拡大した。中東と欧州で残忍なテロと拷問、大量虐殺、そして人質・捕虜処刑を写した残酷な動画の流布などで悪名を駆せた。

2014年ごろからはシリアとイラクを占領し始め、名前通りに「国」を自任した。ISは一時英国の面積に相当する地域を統制するほど勢力が強かった。テロも継続した。2015年11月に130人以上の命を奪ったパリでのテロ、最小359人が死亡した2019年のスリランカでのテロなどが代表的だ。

結局米国が出た。オバマ元米大統領が2014年6月にISを相手にした軍事作戦を承認し、約70カ国が参加した米軍主導の国際同盟軍が殲滅作戦を広げた。厳しい戦いの末に2019年初めに国際同盟軍がISの最後の領土を奪還し、同年10月に指導者のアブ・バクル・アルバグダディを除去した。没落したIS隊員は散り散りになった。

しかしISの生命力は強かった。ISの残党は政局が混乱しイスラム教徒が多い地域に食い込んだ。ナイジェリアやニジェールなど西アフリカと、アフガニスタン、パキスタン、東南アジアの数カ国に隠れた彼らが再び勢力を伸ばし始めた。最近ワシントン・ポストは国連安全保障理事会委員会の報告書を引用しながら「ISは多くの国に領域を広げている。欧州まで脅かせる能力がさらに向上しているという意味」と指摘した。

◇ISIS-K、米軍離れたアフガンを足がかりに

特に強力な分派として西アフリカ支部とともに先月モスクワでテロを起こしたISIS-Kが挙げられる。ISIS-Kはイラン北東部一帯の昔の地名ホラサン(Khorasan)から名前を取った。ニューヨーク・タイムズは「2015年にパキスタンのタリバン(パシュトゥン人中心)に不満を抱いて組織されたISIS-K(タジク人、ウズベク人)は2021年に米軍がアフガニスタンで撤収した後にここを足がかりに成長した」と説明した。2019年以降イラクから離脱したIS隊員が大挙合流したりもした。現在アフガニスタンだけで4000~6000人程度がいると推定される。

「全世界がわれわれの敵」…規模拡大して帰ってきたIS、さらに過激に(2)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    「全世界がわれわれの敵」…規模拡大して帰ってきたIS、さらに過激に(1)

    2024.04.07 12:19
    뉴스 메뉴 보기
    2019年に当時のトランプ米大統領(中央)がホワイトハウスでIS指導者アブ・バクル・アルバグダディ除去作戦を見守っている。[写真 ホワイトハウス]
    TOP