ワグネル・グループが離れて活発化するIS…住民たち「精神病になりそう」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.07.10 15:41
イスラム国(IS)をはじめとするイスラム急進主義勢力や現地反乱軍などがアフリカや中東で再び勢力を拡大する可能性が高まっている。これまで同地域で影響力を行使してきたロシア民間軍事企業ワグネル・グループの傭兵が最近離脱しているためだ。これに対して現地住民たちは「力の空白」による安全保障の恐怖に包まれているとウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が9日(現地時間)、報じた。
WSJは欧州保安当局者や住民たちの言葉を引用して中央アフリカ共和国北部のモイェンシドにあるワグネル・グループの野営地から、最近装甲車8両で構成された護送隊が出発したと伝えた。他の2つのキャンプからもワグネル・グループの傭兵が離れた。離脱者の数はすべて合わせて約100~200人になると推算される。