【コラム】11年間出没する漢江河口の新型有害海洋生物「ヒモムシ」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.03 14:58
シラスウナギの季節を迎えて賑やかになるはずの京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の漢江(ハンガン)河口が最近は静かだ。シラスウナギの天敵であり寄生物体である「ヒモムシ」が再び大量に出現しているからだ。これに対して漁師は年中漁獲高の半分以上を占めるシラスウナギ漁に出られないまま茫然自失としている。
問題はこのような現象が毎年春になると繰り返されて今年ですでに11年経つが、退治方法がないまま被害地域が拡散している点だ。ヒモムシは2013年漢江河口に現れたところを初めて報告された新型有害海洋生物だ。20~30センチの長さで、ミミズによく似た形態を帯びている。シラスウナギはヒモムシの粘液質に触れると直ちに死ぬ。