韓国社団法人が桜国産化運動推進…新羅王陵には日本産の桜のみ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.03 11:16
2日、慶尚北道慶州(キョンサンブクト・キョンジュ)味鄒王陵(ミチュワンヌン)陵(史跡 第175号)前。古墳を取り囲むようにして植えられている約20本の桜に春雨が降ると、国内外の観覧客が感嘆の声をあげながら忙しそうに写真撮影を始めた。王陵前で会ったソン・ヨンファさん(55)は「広い大陵苑(テルンウォン)地区でも王陵の前には特に桜が多く、最初は少し変だなと思ったが、花が咲く姿が美しく鑑賞していた」と話した。
世界文化遺産である大陵苑地区の新羅王陵を取り囲む桜のほとんどが日本樹種のソメイヨシノだ。国産桜植栽運動を行っている社団法人ソメイヨシノプロジェクト2050が調査した結果、慶州市内の主要な桜の名所に植えられている桜10本のうち9本は日本ソメイヨシノと明らかになった。