「サムスンには追いつく」と軽視…「浪人生」インテルの挑発(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.02 11:21
学業には関心がなかった財閥家の末っ子が突然大学に行くとしながら「全校2位に挑戦」を宣言しました。主人公は世界のファウンドリー(委託生産)市場で2030年までに「圧倒的1位TSMCの次」になると宣言したインテルです。現在1位はTSMC(49.9%、2023年10-12月期)、2位はサムスン電子(11.3%)です。現在10位水準のインテルが一気に2位になるということです。インテルは他の企業の半導体を生産するファウンドリーに2016年に進出したが技術的限界と受注不足により2年で撤退してから存在感が落ちました。いまになってインテルが再びファウンドリーへの挑戦を宣言した理由は何でしょうか。
ファウンドリーの「浪人生」インテルの戦略は2種類だ。1つ目は技術ではTSMCもサムスンもまだ果たせていない「夢の工程」1ナノまで一気に進めることで、2つ目は米国政府の支援を足がかりにビッグテック企業を顧客として確保するという戦略だ。夢はしっかりしているが、果たして現実でこれが可能なのかがカギだ。