韓国医学部増員問題…「患者が目に浮かぶ」と退職届提出後もガウン着る教授たち
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2024.03.30 10:45
「退職届は出したが、病院を出て行けるはずがない。いま教授が病院を離れるとすれば、死んで出て行くか、病院がつぶれて出ていくか、2つのうち1つしかない」。
地方国立大病院血液腫瘍内科のA教授は2週間続いている風邪のため、かすれた声でこのように話した。政府の医学部定員拡大に反発して研修医が病院を離れて6週目。医学部教授も25日から集団退職届提出に動き出したが、多くの教授はA教授のように退職届を提出した後も依然として医療現場を守りながら研修医の業務まで担っている。