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60億ウォン窃盗の通訳士は解雇…大谷の臨時通訳にウィル・アイアトン氏

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.22 06:53
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大谷翔平(30、LAドジャース)の資金を少なくとも60億ウォン(約6億8000万円)を盗んだことが明らかになった通訳士がギャンブル、窃盗の疑いで解雇された中、大谷が急いで臨時通訳を雇った。



 
日刊スポーツとスポーツ報知は21日、「大谷が2019年まで前田健太投手(デトロイト・タイガース)の通訳を務めたウィル・アイアトン氏を臨時通訳として起用する」と伝えた。

アイアトン氏は2016年から2019年までドジャースで活動した前田投手の通訳を務めた。最近はドジャースで選手育成などの業務を担当していた。

アイアトン氏は同日、ソウル高尺(コチョク)スカイドームで行われたサンディエゴとの2024シーズンの試合から通訳を務める。ひとまず大谷が新しい通訳を求めるまで臨時に通訳を担当することにした。

この日、米国ロサンゼルスの地元メディアLAタイムズは「大谷の弁護人が彼の通訳・水原氏を莫大な資金を盗んだ疑いで告発した」とし、「ドジャースは彼を解雇した」と報じた。

報道によると、最近、違法なギャンブルに手をつけた水原氏は、大谷の銀行口座から数百万ドルを横領した疑いが持たれている。

水原氏は前日(20日)、これについて取材を求めたESPNとのインタビューで、「大谷にも借金を返してほしいと頼んだ。以前にもドラフトキングスを通じてベッティングし、ギャンブル業者マシュー・ボイアラー氏を通じて合法的に行った」と主張した。

しかし、このような釈明は1日で嘘であることが明らかになった。

水原氏は21日、ESPNに「大谷はギャンブルの借金について全く知らなかったし、ギャンブル業者に送金したことがない」と立場を変えた。LAタイムズをはじめとするマスコミの報道が殺到し、ドジャース球団の解雇通知が出されると、立場を変えたものと分析される。

大谷は水原氏を窃盗の疑いで訴えた。大谷が日本ハムファイターズに入団した2013年当時、水原氏は球団の外国人選手の通訳として働いていたという。「大谷の分身」と呼ばれるほど信頼が深かった関係なので、衝撃はさらに大きい。大谷は同日、試合前にグラウンドに姿を現さなかったが、2番指名打者として先発出場し、1回の初打席で安打を放った。

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