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韓国系一家3人が殺害…オーストラリア「テコン師範」の数多くの嘘が明らかに

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.18 10:47
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先月、オーストラリア・シドニーのテコンドー道場などで韓国人一家3人が殺害された事件に関連し、犯行を否定していた容疑者であるテコンドー道場の館長が数多くの嘘をついていたことが明らかになった。

17日、韓国メディア「SBS(ソウル放送)」によると、先月20日、シドニー西部ノースパラマッタ地域のあるテコンドー道場に通っていた7歳の子どもとその母親がテコンドー道場で、子どもの父親も自宅で亡くなっていたところを相次いで発見されるという事件が発生した。現地調査の結果、3人は何者かから不意に攻撃を受けて亡くなったことが分かった。

 
容疑者として浮上したのは子どもが通っていたテコンドー道場の館長、ユ・グァンギョン(49)で、地域社会で成功した韓国人テコンドー道場の館長として「マスターライオン」「ライオン・ユー」と呼ばれていた人物だった。ユ容疑者は遺体が発見された前日である先月19日、テコンドーの授業を受けに道場に来た子どもと母親を道場内部の部屋でそれぞれ首を絞めて殺害した容疑が持たれている。ユ容疑者はその後、被害者の車両を利用して被害者の家に訪ねていき、子どもの父親も凶器で殺害した容疑が持たれている。

ユ容疑者は殺害過程で傷を負ったが、正体不明の不審者から駐車場で襲撃を受けたと供述した。現在、ユ容疑者は黙秘権を行使して犯行そのものを否認している。

現地海外同胞や受講生、保護者はユ容疑者が一家族殺害事件の容疑者として病院で逮捕されたことに対して「信じられない」という反応だ。過去からユ容疑者は自身が2000年シドニーオリンピック(五輪)オーストラリア国家代表出身で、現地で有名なマコーリー大学碩座教授だと紹介していたという。また、テコンドー道場公式サイトにはユ容疑者が10代の時からテコンドー選手として活動し、韓国とオーストラリアで開かれた各種テコンドー大会で受賞した経歴があると紹介されている。

しかしSBS番組『それが知りたい』は学長の自筆署名まであるマコーリー大学碩座教授の契約書とシドニー大学博士課程はすべて虚偽・ねつ造だったと報じた。国技院関連の書類は事実だったが、公式サイトで主張していた8段でなく、実際は4段だと伝えた。

現地人はユ容疑者が無料でテコンドーを教えるほど熱心で尊敬を集める師範(インストラクター)だったとし、何か事情があるのかもしれないと伝えた。また、ユ容疑者に同じような外見な一卵性双子がいて、このために誤解を受けているという情報提供もあった。

ユ容疑者はオーストラリアに来てそれほど経たない移民者や留学生にいつも「双子の弟がいる」「オーストラリア国家代表に選ばれた」「親が財力家だ」「妻が弁護士」などの嘘をついていたという。彼の最終学歴は高卒であり、過去に彼を雇用したテコンドー道場館長はユ容疑者を「悪魔」と表現した。該当の館長は「何回も破門にした。1年に1回は追い出した。他人の金をうらやましがる手癖の悪さ、保護者との葛藤、異性関係で追い出すたびに家族の要請で受け入れたが習慣的に嘘を繰り返した」と話した。

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