「ピボット」方向舵を握った米国…韓銀「FRB金利は徐々に引き下げ、波及力強くなる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.14 16:23
韓国銀行が米国連邦準備制度理事会(FRB)の通貨政策が全世界に及ぼす波及力が以前より強まったという評価を出した。年内に米国で利下げが行われた場合、韓国内の「ピボット」(通貨政策転換)余地が大きくなると同時に物価・家計負債などを刺激する懸念もあると指摘した。
最近、米国の物価・雇用統計が発表されるたびに世界はFRBの利下げが及ぼす影響に注目している。それだけ米国が主要国の「ピボット」方向舵を握っていることを示している格好だ。韓銀も14日に発表した3月の通貨信用政策報告書を通じてこのようなFRBの通貨政策が及ぼすグローバル影響力の分析を行った。