【コラム】「目は世界を見ろ」という金正恩、ベトナムで韓国の力を見たのだろうか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.14 16:14
先月29日午後、ベトナム・ハノイのソフィテルレジェンドメトロポールホテルに行った。中央日報・財団法人韓半島平和作り(理事長・洪錫炫中央グループ会長)共同主催の「第2回韓国・ベトナム未来対話」に参加した国内大学生の現場学習プログラムのためだった。北朝鮮と米国は5年前の2019年2月27、28日、このホテルの別館1階で首脳会談を開催した。メトロポールホテルは首脳会談当時、初日に両首脳が夕食会をし、2日目午前に談判をした場所だ。
ここで首脳会談が開かれたことを表示するためにホテル側が別館1階壁に設置したブロンズの記念プレートが目に入った。「メトロポールホテルは金正恩(国務)委員長とドナルド・トランプ大統領が朝米首脳会談を行った歴史的な場所」という内容だった。