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死の「米国版万里の長城」…毎日1万人が命がけて国境越える(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.13 14:09
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◆英語が「外国語」のノガレス

不法移民の通路となっているノガレスでは英語を話す人に会うのが難しいほどだった。記者が通行人に話しかけると、スペイン語で「英語は話せない」と答える人が多かった。

 
街の飲食店の前で会ったホアキン・セラノさんは「私も30年前にあの壁を越えて米国に来た」とし「今は合法滞在資格を持っている。最近は通行が再開されたので、メキシコと行き来しながら暮らしている」と話した。不法移民が大統領選挙イシューに浮上したことにセラノさんは「人々はただ生活するために壁を越える」と主張した。

◆出国は自由…入国は徹底統制

バイデン政権は1月、「不法移民の増加傾向が変わった」とし、ノガレスを含む4カ所の検問所でメキシコとの通行を再開した。通行が再開されたノガレスの検問所には銃を持った軍人が配置されていた。しかしメキシコに行く過程は簡単だった。身分証を見せることもなく自由に歩いていくことができた。

半面、米国に戻るためには厳しい手続きを踏まなければならなかった。メキシコ人はほとんどが身分証検査に続いてX線の手荷物検査まで受けた。東洋人の記者には「市民権者か」と尋ねた後、運転免許証だけを確認して入国を許可した。

現地で会った人たちは「不法入国のためには壁を越えたり、統制が緩いところを狙って大金を出してブローカーに依頼するしかない」と話した。実際、国境の一帯では冷蔵車に隠れて入国しようとしたが、装置が故障して冷凍庫で集団死亡する事件が時々発生する。過去10年間、このように国境を越えようとして死亡した人は4274人にのぼる。

◆怒った民心…「自国民を先に助けるべき」

国境を越えた不法移民者の一部は路上生活者などにベッドや食べ物を提供する保護所を訪ねる。5日未明5時に記者が訪れたツーソンのある保護所では、一日10人に制限された追加入所資格を得るために数十人が並んでいた。

この日、定員超過で入所できなかった米国人グスタボ・ヘラさんは「不法移民者のために私のように支援が必要な米国人が冷遇されている」とし「メキシコだけでなく全世界から集まる人たちを先に助ける政府は許せない」と語った。実際、不法移民者のために雇用と福祉の恩恵を奪われると考えている米国人の比率が増えている。

保護センターの関係者は入所現況の公開を拒否した。ただ「保護センターはツーソンにいる人ならば市民権者であれ不法移民者であれ身分による差別はしない」と明らかにした。

近隣の別の保護施設で記者はアフリカのスーダンから内戦を避けて脱出した後、メキシコから不法入国した移民者に会った。内戦で両親を失った彼は記者に「支援が必要だ。仕事を紹介してほしい」と数回要請した。

死の「米国版万里の長城」…毎日1万人が命がけて国境越える(1)

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