「倭色」議論に子どもの国籍まで…中国大手飲料メーカーを襲った「愛国リスク」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.12 16:50
ミネラルウォーターとなどを生産する中国の飲料メーカー「農夫山泉」が、民族主義性向のネットユーザーの攻撃により大規模な不買運動の標的となった。最近中国に蔓延する愛国主義感情が中国市場の伏兵に浮上している。
中華圏メディアなどによると、中国の愛国主義ネットユーザーは農夫山泉が日本を美化する「倭色包装」をし、創業者の鐘睒睒氏の息子が米国国籍者の上に、最近死去した民族主義性向の競合企業の創業者に恩を仇で返するような行為をしたなどの理由から不買を扇動した。世界最大の電気自動車メーカーBYDの創業者、王伝福氏も私生児が遠征出産で米国国籍を所持していると実名で告発された。先月にはノーベル文学賞受賞者の莫言氏を親日容疑で告発するネットユーザーも登場した。