【コラム】中国首相、腰を低くしてこそ生き残る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.11 10:05
今日は中国の例年政治行事である両会閉幕日だ。過去31年間、この日は中国はもちろん世界の関心を引いてきた。両会閉幕直後、首相が中国の国政状況を直接説明する首相記者会見が1993年から毎年開かれているためだ。情報を得ることが空の星をつかむよりも難しい中国状況でこの会見は非常に貴重な場だった。ところが今年からこれが消えた。特別なことがない限り、これ以上開かれないという。なぜか。理由は大きく3つある。
まず1つ目は「唯一の尊厳」になった習近平国家主席の地位に少しであろうとも悪い影響を及ぼしてはいけないためだ。両会はもともと首相がその力を発揮する行事だ。開幕日の政府業務報告から閉幕日の記者会見まですべて首相が行う。個性あふれる言葉で首相の気概を表わす。総書記-首相ツートップシステムだった時はこれが可能だった。ところがもうそのような姿は不敬になる。習近平秘書室長出身の李強首相がこれを知らないはずがない。首相は腰を低くし、習近平は引き立つようにする行事として両会を変貌させようとしている。