「GPU作る会社? そこが変わった」エヌビディアに向けられた衝撃発言(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.06 10:19
米コロンビア大学のアダム・トゥーズ教授(経済史)は2008年の米国発の金融危機後にスターとして浮上した。韓国で翻訳・紹介された本だけでも『暴落』と『世界はコロナとどう闘ったのか?』『大激変(韓国語題)』の3冊に達する。最近トゥーズ教授は中央日報とのインタビューで興味深い概念を口にした。「資本の集中」だ。世界の証券市場でマグニフィセントセブン(M7)の時価総額が主要国を凌駕する現象をめぐり資本の集中と指摘した。M7はアルファベットとアップル、アマゾン、メタ、マイクロソフト、エヌビディア、テスラなど米国のビッグテック企業を称する。なぜわずか7つの銘柄の時価総額が並みの国の時価総額よりはるかに大きくなる現象が広がるのだろうか。この疑問は「証券市場の偏り現象」のような言葉では解けない。もう少し体系的な説明を聞くため『2040偉大な格差の始まり(韓国語題)』を書いたアジーム・アズハール氏とオンラインで会った。
1.ビッグテック「ネットワーク効果」…伝統的な市場の法則超越