「米市場で4位」好調の現代自動車…会長は品質改善を要求(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.04 10:18
現代(ヒョンデ)自動車グループが昨年米国市場で最高の実績を出し、販売台数4位を占めたが、リコール命令回数も上位圏に入った。2022年に北米の自動車グループのうちリコール回数で2位に上がったのに続き昨年も3位を記録したことがわかった。販売規模がもっと大きいトヨタとゼネラルモーターズ(GM)よりリコール回数が1.6~3倍多かった。先月にも米交通当局がジェネシスのエンジンに火災の恐れがあるとして9万台のリコール命令を下し、現代自動車グループの品質問題に再び関心が集まる状況だ。
米道路交通安全局(NHTSA)の資料を分析した結果、昨年の現代自動車と起亜(キア)のリコール命令回数は合計41回で、573万8757台(同一車種重複リコール累積)がリコール対象と集計された。詳しい内容を見ると、電気システム欠陥が6回で最も多く、車体構造、油圧式ブレーキ、パワートレイン、ガソリン燃料システム、エアバッグの欠陥が各4回などとなった。