韓国、物価高で1世帯あたり消費支出額5.1%増…低所得層は月29万ウォン赤字
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.03.01 14:36
昨年10-12月期の1世帯あたりの月平均実質勤労所得と事業所得が共に前年同期比で減少した。所得階層別(1-5分位)の消費支出は下位20%だけが減少した。物価高が続く中、低所得層が集中打撃を受けているとみられる。
統計庁が29日に発表した「2023年10-12月期家計動向調査結果(年間支出含む)」によると、昨年10-12月期の1世帯あたりの月平均所得は502万4000ウォン(約56万円)と、前年同期比で3.9%増えた。しかし物価上昇率を考慮した実質所得は0.5%増にとどまった。