事故頻発のロボタクシーに怒って火までつけた米国…日本では初めの一歩、中国では快速疾走、韓国は(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.23 13:25
昨夜降った雪がまだ残る22日午前、ソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)エクスプレスセンター前「ソウル自動運転車」停留場でモバイルアプリを通じて車を呼ぶと9分後に起亜(キア)の電気自動車(EV)「ニロ(NIRO)」が到着した。韓国自動運転モビリティ会社「42dot」が配車している自動運転タクシー(ロボタクシー)だ。運転席に座っていたセーフティドライバーAさんは「乗降車時には安全に関する問題が発生する可能性があり、車両を手動で操作している」と話した。乗車地点を通過してドライバーがスクリーンの「自動運転」ボタンを押すと車両が動き出し、道路に滑るように出ていった。
ロボタクシーで「上岩(サンアム)A01」路線をひと回りするためにかかった時間は約10分。Aさんはハンドルに手を置いたまま「今日は気象と道路状況が良くないので突発変数が発生する危険が高いのでいつもより注意しなければならない」と付け加えた。その時「キキーッ」という音を出して前方のドライバーが急ブレーキを踏むと、ロボタクシーもこれに合わせて急減速した。