台湾・日本同盟に続いて「チームアメリカ」…追い込まれる韓国ファウンドリー(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.23 10:54
チップ4のアジア3カ国のうち日本と台湾は急激に接近している。ロイター通信は過去2年間に9社以上の台湾半導体企業が日本で支社を設立したり事業を拡張したりしていると報じた。半導体事業の復活に取り組む日本・米国の要求で「中国デカップリング(脱同調化)」をしなければならない台湾、両国の必要の一致と円安効果で半導体協力が急速に進んでいる。
TSMCは24日に熊本県に第1工場を完工し、第2工場は2027年に完工するが、TSMCについて台湾半導体企業も日本に渡っている。TSMCは米国政府の勧誘および圧力で米アリゾナ工場を建設しているが、海外生産基地は日本に速いペースで構築されている。ロイター通信は「日本政府が寛大な補助金(最大50%)を迅速に支給し、人材も優秀なため」と分析した。TSMC日本工場は12-28ナノ級のレガシー(非先端)工程だが、車載用半導体やイメージセンサーなど日本産業の需要に合わせてチップを生産する。