「スタバじゃなかった?」ロシアの街では偽物が幅を利かせる…プーチン大統領が育てた「コピー経済」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.16 09:16
ロシアでコピー経済が幅を利かすようになったのは、プーチン大統領の政策のためだ。ウクライナ戦争後、1000社以上の外国企業が営業を停止するか、現地から撤退することを決めた。この時、プーチン政権は外国企業を安値でロシア側に売却するように圧力をかけた。ロシア企業が事実上、欧米ブランドを安値で買うことができた背景だ。また、ロシア政府が著作権保護など規制を緩和し、外国製品・サービスをコピーしやすい環境が用意された。
ワシントン・ポスト(WP)などによると、ロシア政府はウクライナ戦争以降、「非友好国家」の特許盗用を事実上合法化した。ロシアが指定した非友好国家は経済制裁に参加した韓国をはじめとする米国・英国・オーストラリア・日本・欧州連合(EU)加盟国など48カ国だ。