米国、シリア・イラク・イエメンを相次ぎ空襲…イラン「安保理が出ろ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.05 10:19
米国が親イラン武装勢力に対して大々的な報復空襲を加えると、イランやロシアなどが強く非難した。米国はイランとの葛藤は望んでいないと線を引いたが、中東地域内の緊張は一層高まっている。
ロイター通信などによると、イラン外務省のナセル・カナニ報道官は3日(現地時間)、声明を出して「イラク・シリアへの攻撃は地域内の緊張と不安を大きくする米国の戦略的失敗」と批判した。米国の報復空襲に対してイラン政府から公式反応があったのはこれが初めてだ。カナニ報道官はまた「(米国の攻撃は)イスラエルのシオニズム政権のガザ地区内の犯罪を覆うために行われた」としながら「国連安全保障理事会(安保理)が米国の不法かつ一方的な攻撃を防がなければならない」と明らかにした。