ワシの写真まで登場させた「ハト」戦争…ソウルで苦情が3倍まで急増=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.02.02 14:39
正午になり交差点に陽が差すとハトの群れが集まり始めた。漢江(ハンガン)公園側から飛んできた39羽のハトは歩道と街灯の間を行き来しながら日光浴をしたりエサを探したりしていた。歩道は白い排泄物の跡でいっぱいだった。先月30日、ソウル麻浦区(マポグ)合井駅交差点の風景だ。
合井駅は最近ハトの駅舎進入を防ぐために出入口にハトの天敵であるワシの写真を貼り出して話題になったところだ。駅舎内の売店で6年間売り子をしているキムさんは「最近1~2カ月間、ハトが駅舎の中をうろつく様子を何度も見た」と話した。ソウル交通公社によると、昨年11月から1月まで合井駅だけでハト関連の苦情が8件寄せられた。公社側関係者は「合井駅勤務者が『これでもやってみよう』という気持ちで写真を20日ごろに貼り出したが、時間がもう少し過ぎてはじめて効果を判断することができるだろう」と話した。