体長4ミリの虫の大群が居間に…15年で全国に広がった外来種の襲撃=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.05.25 09:37
仁川松島(インチョン・ソンド)の新築マンション団地に住むユンさん(31)は最近2週間ほど留守にして帰ってきて家の様子に衝撃を受けた。窓を閉めていたのに居間と靴箱などあちこちにタマバエの死骸が積もっていた。その時からユンさんは絶えず出てくるタマバエとの戦争を行わなければならなかった。彼は「寝る前に携帯電話をつければハエが携帯電話に向かって飛んできて、鼻に入る場合もあり睡眠に支障が出てきた。もうすぐ子どもが生まれるがまともな家を出て借家でも確保すべきか落ち着かない」と話す。
タマバエの襲撃に苦痛を受けているのはユンさんだけでない。2月から入居が始まったこのマンション団地では先月中旬からタマバエの死骸が大量に見つかり始めた。別の住民は「押し入れの服は幼虫だらけで、ふとんの洗濯ももう一度しなければならない。子どもたちを連れて実家などに移った世帯も多い状況」と話した