「スポンサー企業から億ウォン台の金品授受」…韓国プロ野球・起亜監督に逮捕状請求
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.30 07:54
ソウル中央地検重要犯罪調査部はスポンサー選定などに介入して企業から金品を受け取った容疑(背任収賄)などで起亜タイガーズの金鍾国(キム・ジョングク)監督(51)と張正錫(チャン・ジョンソク)前団長(51)の逮捕状を請求したと29日、明らかにした。2人は起亜球団のスポンサーのAコーヒー社から裏金を受け、スポンサー企業選定などに介入した疑いがあるという。検察によると、金監督は数回にわたり億ウォン台の金品を、張元団長は数千万ウォン相当の金品をそれぞれ受けたという。
検察は韓国野球委員会(KBO)の依頼で張前団長に対する別の捜査に着手した。張前団長は2022年末、自由契約選手(FA)資格取得を控えた捕手・朴東原(パク・ドンウォン、当時キウム、現在LG)獲得交渉の過程で裏金を要求した容疑も受ける。張前団長は裏金問題が浮上すると「冗談性の発言だった」と釈明した。しかし起亜球団はKBOに申告した後、昨年3月に張前団長を解任した。KBOは昨年4月に検察に捜査を依頼し、検察は昨年11月、張前団長の自宅を家宅捜索した。2人に対する拘束前被疑者尋問(令状実質審査)は30日に行われる。