サービングにLED組み立てまで…韓国大企業の理由ある「ロボット崛起」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.23 10:18
サムスン電子や現代(ヒョンデ)自動車など大企業のロボット投資に加速度がついた。兆単位の投資だけでなく、企業公開(IPO)を準備する企業も相次いでいる。特に、製造・物流・サービス産業が「ロボット崛起」の主舞台だ。
昨年韓国のロボットベンチャー、レインボーロボティクスへの870億ウォンの投資で話題を集めたサムスン電子は今月初めに米ラスベガスで開かれた世界最大の家電・IT見本市のCES2024でレインボーロボティクスのロボットアームを展示した。マイクロLED製造工程に投入されたロボットアームが製品の品質検査をする過程が一般に公開された。サムスン電子の韓宗熙(ハン・ジョンヒ)副会長がCES会期中に行った記者懇談会で、「生成人工知能(AI)を搭載したロボットと家電事業を積極的に拡大する計画」と明らかにし、サムスンのロボットをめぐる動きに再び関心が集中した。一部ではサムスン電子が年内にコールオプション(株式買収権利)を行使してレインボーロボティクスの株式を追加で取得する可能性が大きいとみている。サムスン電子は現在同社の株式14.83%を持ち2番目の大株主だ。レインボーロボティクスのイ・ジョンホ代表は「サービング・料理ロボットがサムスンウェルストーリーなどで使われたのに続き、今後半導体・家電製造工程の自動化推進案も協議中」と話した。この1年間で同社の株価は7倍に上がった。