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「また選手に戻った感じ」…李相花-小平、氷上で熱い再会

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.22 16:21
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李相花(イ・サンファ、34)と小平奈緒(37、日本)が2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)当時に激しいレースをした競技場で再会した。

李相花と小平は22日、2024江原(カンウォン)冬季ユース五輪(以下、江原2024)スピードスケート競技が行われた江陵(カンヌン)スピードスケート場の共同取材エリアで会い、「競争」と「友情」という五輪精神を再現した。引退後にも連絡を取り合って友情を維持してきた2人は久しぶりに会った過去の友人のように喜び合った。

 
李相花は少し遅れて到着した小平を見て笑顔を見せ、2人は軽く抱き合ってあいさつを交わした。李相花は「平昌五輪当時のことを思い出す。(小平と)一緒に(この競技場に)立つことになり、また選手に戻ったような感じ」とし「競技場に到着して競技を準備する空間を見ながら胸が熱くなった。小平さんを見ると涙が出そうなので感情を抑えて来た」と話した。

李相花と小平はそれぞれ江原2024共同組織委員長と国際オリンピック委員会(IOC)ロールモデルの資格で大会現場を訪れた。IOCは多くの意味が込められた江陵スピードスケート場で2人の再会を準備し、現場には数十人の韓日両国の取材陣が集まった。

小平は「この競技場に(李相花と)一緒に立つことになり、また選手になったような感じがする。気分がいい」とし「相花さんと若い選手たちをサポートしたいという思いが強い」と話した。

2人は若い選手たちが自分たちのように善意の競争と友情の価値を学び、多くの経験をすることを望むと助言した。李相花は「青少年選手が今回の大会を通して多くの経験ができればいいと思う」とし「特にいくつかの壁を崩すことができる経験になればいい」と語った。小平は「私が若い頃はユース五輪がなかった」とし「ユース五輪を訪問して若い選手たちを応援することになりうれしく思う」と話した。

李相花と小平は2018年2月18日に江陵スピードスケート場で行われた平昌五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルをかけて激しい競争をした。優勝候補で宿命のライバルだった2人は競技の前、一言を交わさないなどお互いを牽制した。しかし競技後には涙を流しながら抱き合い、この姿は両国国民だけでなく全世界の視聴者を感動させた。

当時、小平は36秒940の五輪記録で金メダルを、李相花は37秒330で銀メダルを獲得したが、結果はそれほど重要でなかった。小平は21日のインタビューでも「(競争)相手がいなければ競技はできない」とし「選手たちがお互いをリスペクトする心を学んで多くの経験を積んでほしい」と述べた。

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    2024.01.22 16:21
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    2022北京冬季オリンピック(五輪)でKBS(韓国放送公社)解説委員を務めている李相花(イ・サンファ)。[写真 北京=キム・ヒョギョン記者]
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