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<アジアカップ>サッカー韓国代表、バーレーンに3-1勝利…決勝Tの道開かれた

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.16 07:54
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アジアサッカー連盟(AFC)アジアカップで1960年以来64年ぶりの優勝に挑戦するサッカー韓国代表が重要な初戦を完勝で終えた。「ゴールデンボーイ」李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)が2得点し、勝利の主人公になった。

ユルゲン・クリンスマン(ドイツ)監督が率いる韓国代表は15日、カタール・ドーハのジャシム・ビン・ハマド・スタジアムで行われたグループリーグE組第1戦で前半に1得点、後半に2得点し、バーレーン代表に3-1で勝利した。初戦で勝ち点3を獲得した韓国は第一目標とする組1位での決勝トーナメント進出に一歩近づいた。バーレーンとの対戦成績は17戦12勝1敗4分けとなった。

 
国際サッカー連盟(FIFA)ランキング23位で今大会の優勝候補に挙がる韓国は、86位のバーレーンを相手にベストメンバーで臨んだ。主将兼エースの孫興慜(ソン・フンミン、トッテナム)をはじめ、李康仁、金玟哉(キム・ミンジェ、バイエルン・ミュンヘン)のワールドクラス3選手が共に先発出場した。クリンスマン監督は趙圭誠(チョ・ギュソン、ミッティラン)と孫興慜の2トップで多得点勝利の意志を表した。

バーレーンは4-5-1フォーメーションで守備を固め、前半中盤までは難しい流れが続いた。審判の一貫性のない判定も韓国選手の果敢なプレーを制限した。中国出身のマニン主審は前半9分に朴鎔宇(パク・ヨンウ、アルアイン)、13分に金玟哉、28分に李記帝(イ・ギジェ、水原サムスン)に相次いでイエローカードを出した。すべてハーフライン付近の反則であり、それほど激しいファウルではなかったが、例外なく警告が与えられた。

こうした状況で先制ゴールは前半38分に生まれた。金玟哉が後方からロングボールを入れ、左サイドの李在成(イ・ジェソン、マインツ)がこれを受けてクロスを入れると、ゴール正面にいた黄仁範(ファン・インボム、ズヴェズダ)が左足シュートでゴールネットを揺らした。クロスボールを受けるふりをして相手選手2人を引き付け、黄仁範に決定的なシュートチャンスを与えた孫興慜の動きも光った。

後半6分には失点した。バーレーンの逆襲状況から韓国のバイタルエリアでモハメド・マルフンのシュートが韓国選手に当たり、こぼれたボールをアブドラ・アルハシャシが押し込んだ。韓国の今大会初失点であり、昨年9月から続いてきたAマッチ無失点が8試合目に幕を下ろした。後半開始直後の守備陣が整っていない状況で相手の逆襲に適切に対処できなかった。

不安な流れを断ち切った主人公はプレーメーカーの李康仁だった。失点から5分後、左サイドからの金玟哉のパスを受け、ゴール正面から左足でミドルシュートを放つと、ボールは曲がりながらゴール左隅に吸い込まれた。李康仁は後半24分にも黄仁範のパスを受けて追加で得点した。終盤に入ってバーレーンが意図的に激しいファウルを続けると、クリンスマン監督は李記帝、趙圭誠、金玟哉、朴鎔宇を次々と交代して次の試合に備えた。

韓国がバーレーンに勝利し、今大会の優勝候補はそろって初戦で勝ち点3を獲得した。D組の日本(17位)はベトナムに4-2、C組のイラン(21位)はパレスチナに4-1、B組のオーストラリア(25位)はインドに2-0で勝利した。

初戦を2点差で勝利した韓国は20日午後8時30分、カタール・ドーハのアルトゥマーマスタジアムでヨルダン(87位)を相手にグループリーグ第2戦に臨む。この試合で勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる可能性もある。

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