スエズ運河は反乱軍、パナマ運河は干ばつ…危機の世界的通商ルート(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.14 12:24
米国は紅海で英国などと多国籍軍を結成しフーシ派が発射する弾道ミサイルとドローンを迎撃している。近隣のアデン湾に配備された韓国の清海(チョンヘ)部隊の駆逐艦の参加もいつ求められるかわからない。だがフーシ派だけでなくイスラエルとハマスの戦争解決のカギを握っているイスラエルと米国などが国連安全保障理事会や国連総会の決議に目もくれない状況で事態の早期解決は期待しにくい状況だ。
注目すべき点はイランの変数だ。フーシ派が使う弾道ミサイルとドローンはイランが支援しているとされる。フーシ派は2014年以降、イエメン内戦に参戦したサウジアラビアとUAEに向かってこれを使ってきた。その後イスラエルとハマスの戦争が始まってからはイスラエルと西側だけでなく公海である紅海とバブエルマンデブ海峡を通過する貨物船も攻撃対象としている。