紅海の航行妨げるフーシ派…「スエズ運河通れず」世界物流大乱の恐れ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.18 07:37
パレスチナのイスラム組織ハマスを支持するイエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海で民間船舶に対する攻撃を拡大している。米軍中部司令部は16日、フーシ派のドローン 14機を撃墜したと明らかにした。フーシ派によりアジアと欧州をつなぐ主要海上輸送路である紅海の安保が脅かされ、世界の物流大乱に対する警告も大きくなっている。
ロイター通信によると、この日米軍中部司令部は紅海で作戦中の駆逐艦「カーニー」が14台のドローンに対し成功裏に交戦したと発表した。続けて該当ドローンはイエメンのフーシ派統制地域から飛来したと伝えた。これと別に英国の駆逐艦「ダイヤモンド」も商船を狙ったドローン1機を撃墜したとAP通信は伝えた。英国海軍が空中の標的を撃墜したのは1991年の湾岸戦争以降で初めてだと同メディアは伝えた。