チョン・ドンユン監督「『京城クリーチャー』日米など世界での人気、不思議だった」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.12 16:26
5日にシーズン1の公開を終えたNetflix(ネットフリックス)ドラマ『京城クリーチャー』に対する反応は大きく分かれた。731部隊など闇の歴史をモチーフとした点で意味があり新鮮だったという反応がある一方、ジャンル物としてのスピード感に欠け、クリーチャー(怪物)に対しても感情移入がしにくいという評価も相次いだ。
10日に会った『京城クリーチャー』の脚本家カン・ウンギョン氏(53)は「作業しながら最も注力した部分は日帝強占期を耐え抜いた人々、すなわち実存に関する話だった」と企画意図を明らかにした。「日本人に物を売って暮らす主人公のチャン・テサン(パク・ソジュン扮)のような橋渡し役から本店通りの商人や独立活動家まで、暗い時代にそれぞれの人生を全うした人物たち」としながら「プレッシャーもあったが、何か言われてもその時代を正面からきちんと扱いたかった」と話した。