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【グローバルフォーカス】「金正恩後継者」に浮上した娘キム・ジュエ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.12 16:25
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の後継者は娘キム・ジュエ(10歳と推定)が有力だと、韓国の国家情報院が伝えた。キム・ジュエの行動を見ながら近所の少女のようだと感じる人もいるかもしれないが、キム・ジュエ関連情報は北朝鮮が見せようとするものに限られる。それでもキム・ジュエが世間に紹介された形式からは、北朝鮮政権がどれほど残酷で危険であるかが分かる。

キム・ジュエが初めて存在感を見せたのは2022年6月だ。「愛するお子様」から「尊敬するお子様」に変わった呼称を見ても、強まった影響力が感じられる。キム・ジュエのように父の金正恩も若い年齢で金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者として姿を現した。金正恩とキム・ジュエの登場には他にも類似性がある。

 
金正恩には息子がいるとみられるが、娘を後継者と決めたようだ。初めてのことではない。金正恩自身も兄の金正哲(キム・ジョンチョル)を抑えて後継者になった。これを通じてキム・ジュエについて推論できる点がある。金正日の専属料理人を務めた日本人の藤本健二氏によると、性格がおとなしい兄の金正哲と比べて金正恩は活発な子どもだったという。キム・ジュエがかわいいからではなく、金正恩のように無慈悲な性向があるため後継者として育てられる。

2010年11月の延坪島(ヨンピョンド)爆撃挑発を金正恩が指揮したという報道を記憶しているだろうか。キム・ジュエはすでに北朝鮮政権の最も危険な武器と深い縁を持った。万里鏡1号と火星18号ミサイル発射場でも、そして金正恩が北朝鮮は核兵器を放棄しないと宣言した時も、キム・ジュエは金正恩のそばに立っていた。

キム・ジュエの後継者としての浮上は、暴力も辞さない白頭(ペクトゥ)血統の伝統を継続するためとみられる。男性中心社会の北朝鮮でこのように根底にある恐怖と暴力は、ある意味、女性後継者にさらに必要なものかもしれない。金正恩が指揮した延坪島砲撃のような流血事態をキム・ジュエが陣頭指揮するイメージも全く驚かない。こうした暴力性は北朝鮮では指導者の資質だ。

一部のメディアはキム・ジュエの登場が万里鏡1号と火星18号ミサイル発射を通じた北朝鮮のミサイル力量を外部世界に誇るためと分析している。実際、キム・ジュエの登場で世界の注目を集めたのは事実だ。しかし筆者は北朝鮮の行動が世界の関心と耳目集中のためという主張に懐疑的だ。北朝鮮政権のすべての挑発行為が世界の関心を引くためという見方は、北朝鮮政権を無視したり、わがままの子どものように見るのと変わらない。

北朝鮮が敵国に衝撃と恐怖を与えようとするのは事実だが、そのような見方自体は米国・日本・韓国を射程圏に置く大量破壊兵器(WMD)力量と抑止力の結果でもある。キム・ジュエの登場は、残酷性・暴力性と恐喝・脅迫で他の追従を許さない金正恩の後を継ぐ資質を十分に備えていることを世の中に見せるためだろう。これは金氏一家が北朝鮮を統治できる唯一の道でもある。これは、なぜ金氏一家が世界最長期執権の共産独裁権力であるかも見せている。

では、北朝鮮の白頭血統はどのようにして3代世襲を超えて4代世襲を眺めることになったのか。筆者の考えではマフィアからヒントを得ることができそうだ。社会主義と王朝崇拝のようなプロパガンダの内幕をのぞくと、金氏一家はマフィアのように暴力の道具を通じて後継構図を構築してきた。最も成功したマフィアの親分は最も大きな恐怖を呼ぶ暴力的な後継者を養成する。みんなが見る前で裏切り者を処断しろと後継者に銃を渡す。苛虐的で予測不可能であり、それでさらにぞっとする暴力的な性向の後継者を養成する。

もちろんまだキム・ジュエが金正恩のような暴力性を見せたり、今後見せるという証拠はない。しかし金正恩の進む傾向を見ると、そうならないという保証はない。ゴルバチョフや鄧小平のような改革的な指導者になる兆しも見えない。幼い女児を相手に気分のよい予測ではない。しかし後継者に浮上したキム・ジュエが北朝鮮の住民と世界に与える含意を逃さないことが我々の安保のためには重要であるだけにやむを得ない。

マイケル・グリーン/シドニー大アメリカ研究所所長/米戦略国際問題研究所(CSIS)上級顧問

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