「奴隷運搬船か」vs「有効な方法」ソウル地下鉄で椅子をなくしたら分かれる反応
ⓒ 中央日報日本語版2024.01.11 11:50
ソウル地下鉄4号線の「椅子のない車両」が10日、初めての試験運行を始めた。通勤時間に既存の座席をなくし、搭乗スペースをさらに広げるということだ。市民から搭乗空間が広くなって効果があるという肯定的な反応とともに「奴隷運搬船か」「危険だ」などの否定的な反応も出た。
ソウル交通公社は10日午前7時20分からソウル地下鉄4号線に椅子をなくした列車1台を試験運行した。客室の両端の優先席を除いた椅子を全てなくし、搭乗空間を確保する方式だ。通勤時間に地下鉄を利用する乗客に便宜を提供するという狙いだ。椅子がなくなった代わりに、列車の両壁面に沿ってクッションシートの背もたれが設置された。