韓国上場企業42%が「ゾンビ企業」…パンデミック当時より深刻
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.05 13:29
最近、韓国上場企業の4割が「稼いだ金で利子を返せない」状況であることが分かった。資金問題を抱える脆弱企業は新型コロナの直撃弾を受けた2020年よりも増えている。高金利と景気沈滞の中で物価が上がる「スタグフレーション」で経営環境が悪化し、財務健全性に赤信号がついた。
金融情報会社エフエヌガイドによると、昨年7-9月期基準で1674社の上場企業(KOSPI+KOSDAQ)のうち、利子補償倍率が1未満の企業は710社(営業赤字含む)だった。全体の42.4%であり、1年前(34.3%)より8.1%ポイント増えたうえ、新型コロナ事態を迎えていた2020年7-9月期(39.9%)より高い。