新党結成を準備している国民の力の李俊錫（イ・ジュンソク）元代表が２日、釜山で襲撃された共に民主党の李在明（イ・ジェミョン）代表事件に関連して「すでに一部のユーチューブが操作劇を口にしている。恥ずかしいことだ」と指摘した。

李元代表はこの日、ＣＢＳラジオ『パク・ジェホンの一本勝負』とのインタビューで「事件直後、李代表が無事であることを願い、警察が真実を突き止めるべきだと立場を出した。新党を支持する方々の中で陰謀論を提起する方がいないことを願う気持ちでそうした」とし、一部で提起された自作自演陰謀論などに対して批判した。

これに先立って、李元代表は事件直後フェイスブックを通じて「考えが違うからと極端な行動をする人をいかなる場合にも容認してはならない」として「李在明代表の無事と早い回復を祈る。そして捜査機関は今回のことを厳正かつ迅速に捜査してほしい」と促した。

李代表はこのようなテロについて、「陣営とは関係ないことだ」とし、「極端な人々のために世論が形成されることは防ぎたい」と強調した。

朴槿恵（パク・クネ）前大統領を狙ったカッターナイフテロ、共に民主党の宋永吉（ソン・ヨンギル）元代表に加えられたハンマー攻撃などについての話が出ると、李前代表は「誰か一人が仕掛けようと決心すれば警護員が５０人、１００人がいても防ぐことは難しい。熱烈な支持者としてアプローチするが、支持者を遠ざけることもできない。政治家の宿命のようなこと」とし「社会が二分される極端化が激しくなることで起こることだ。政治への行き過ぎた没入は危険なことだ」と懸念を示した。