米国緊縮の火種、中国沈滞、エルニーニョ発のインフレ…今年の世界経済3大リスク
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.01.02 11:53
米国の追加利上げの可能性、中国の成長率不振、エルニーニョによるインフレ(物価上昇)。ブルームバーグの傘下研究機関であるブルームバーグエコノミクスが挙げた今年の世界経済の主要リスクだ。今年主要国の成長が鈍化しインフレも緩和されるだろうという見通しが支配的だが、生産活動が減りインフレが激しくなる可能性も排除できないという趣旨だ。
報告書はまず米連邦準備制度理事会(FRB)が31日に追加利上げに出る可能性が依然として生きているという慎重論を提起した。ブルームバーグのニュース見出し5万6000件を基に作った「フェドスピーク指数」を根拠に最近のFRB委員の発言が依然としてタカ派的だとみた。