「強制徴用朝鮮人の魂を慰める」…納骨堂を寄贈した日本の僧侶
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.29 06:58
日帝強占期の時に韓半島(朝鮮半島)から日本に連れてこられて亡くなっても故国に戻ることができなかった朝鮮人の霊を慰めるために一人の日本人僧侶が納骨堂を寄贈した。27日、神奈川県の在日本大韓民国神奈川民団の建物で、清泰寺の中島泰義住職(79)と会った。中島住職は最近、大韓仏教曹渓宗(チョゲチョン)普門寺(ポムンサ)の海運僧侶に自身が所有している栃木県にある納骨堂を寄贈した。
この納骨堂は栃木県にある納骨公園「みかもメモリアルパーク」の一区域で、約200基の遺骨箱を安置することができる。寄贈書に中島住職は「韓半島から日本に強制連行された人々、その子孫の遺骨を奉安するように権利を委譲する」と記した。中島僧侶は「ここ数年の間に日韓間の歴史問題に関心を持つようになり、強制動員朝鮮人の無縁故者遺骨奉還問題に耳を傾けることになった」とし「両国の若者たちと未来のために良いこと」と明らかにした。