340万台の東南アジア自動車市場をつかめ、日本の守城に韓中が浸透戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.27 07:58
10カ国で構成される東南アジアの自動車市場をめぐり韓日中3カ国の角逐戦が激しい。この市場を先取りした日本の守城に、韓国と中国の攻城戦略が真っ最中だ。特に韓国企業は最近販売台数が減っている中国市場に代わる「ポストチャイナ」として、中国企業は世界市場へ進む橋頭堡として東南アジアに力を入れている。昨年の東南アジア地域の自動車販売台数は342万台で、2021年の279万台と比較し1年間で23%成長した。市場では東南アジアの自動車市場が年平均7%ずつ成長すると予想している。
最近ロシア市場から撤収した現代自動車グループは東南アジアで先端製造基地を拡大している。昨年15万台規模でインドネシアに自動車工場を完成させ、先月にはシンガポールにグローバル革新センターを稼動した。ヒョンデ(現代自動車)は「世界4位の人口大国であるインドネシアだけでなく人口6億人以上の東南アジア市場攻略に向けインドネシア工場を戦略的橋頭堡として活用する計画」と説明した。