元IAEA事務次長「北朝鮮の新しい軽水炉、プルトニウム4~5倍生産可能」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.26 08:02
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が「核攻撃も辞さない」としながら韓半島(朝鮮半島)で緊張レベルを高めている中、北朝鮮が新しい軽水炉を稼動する場合、核兵器用プルトニウム生産量が4~5倍に増加するだろうという分析が出てきた。北朝鮮の軽水炉稼動準備は北朝鮮の核交渉過程で寧辺(ヨンビョン)核団地が依然として強力な交渉カードである点を印象付けると同時に来年に韓米の主要選挙を控え価値を高めようとする意図と解説される。
米政府系ラジオのボイス・オブ・アメリカ(VOA)が24日に伝えたところによると、国際原子力機関(IAEA)事務次長を務めたスティムソンセンターのオリ・ハイノネン特別研究員は、北朝鮮が寧辺の軽水炉を完全に再稼働する場合、理論上年間約15~20キログラムのプルトニウムを生産できると分析した。