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金与正氏は「遺憾・不快・糾弾」、金正恩氏は「誇示・不死」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.21 10:03
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北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹の金与正(キム・ヨジョン)労働党中央委員会副部長が21日、国連安全保障理事会(安保理)の北朝鮮大陸間弾道ミサイル(ICBM)挑発議論を非難した。

与正氏はこの日、朝鮮中央通信に発表した談話で「安保理はまた朝鮮民主主義人民共和国の反応を触発させた直接的動機である米国と大韓民国の修辞的、行動的挑発は排除・黙認したまま、われわれの自衛権行使だけを問題視する会議を開いた」とし「非常に遺憾だ」と明らかにした。続いて「主権的権利を問題にし、討議に上程させたこと自体を非常に不快に考え、これを強力に糾弾する」とした。

 
さらに「米国と大韓民国が予告した今後の対朝鮮(対北)軍事的対決の脚本を、朝鮮民主主義人民共和国がその性格をどのように規制して評価し、どのような方式で対応するのか、敵対勢力は今から深く考えてみたほうがよいだろう」とも威嚇した。

この日、朝鮮中央通信は金正恩氏の挑発メッセージも伝えた。正恩氏は18日、ICBM「火星(ファソン)18」発射訓練に参加したミサイル総局第2赤旗中隊招待激励行事で「今回中隊が党の戦闘命令に従って果敢に実行した軍事活動は朝鮮民主主義人民共和国の主権死守に臨むわれら武力の忠実性と強硬な立場に対する誇示だと話した」と伝えた。引き続き「敵が核でわれわれを挑発してくる時には躊躇することなく核攻撃も辞さないわが国の攻撃的対応方式と、われわれの核戦略と核教理の進化に対する明白な説明だった」とした。

また「どのような敵であろうと恐れないわけにはいかず、どこにいる敵であろうと先制的に攻撃できる実際的な能力と臨戦態勢を備えることが、すなわち真の防衛力であり、強固な平和守護」と付け加えた。

これに先立ち、北朝鮮は18日、ICBM「火星18」を発射した。これに対して安保理は米国の要請で翌19日(現地時間)に米国ニューヨーク国連本部で議論を行った。米国代表部のロバート・ウッド国連駐在次席大使はこの日の安保理会議で「われわれはこれまで北朝鮮の繰り返される国際平和と安保脅威をめぐり、『露骨で』『容認できない』『無謀な』『極度の』などすべての単語を使ってきた」と述べた。続いて「このような単語は相変らず適用されるが、今日は別の単語を提案しようと思う」としながら「ばかげている(ridiculous)」とした。中国・ロシアの反対で安保理次元でまとまったひとつの対応策を出すことには失敗した。だが、韓国など10カ国はこの日の会議開催に先立ち発表した共同宣言文を通じて「北朝鮮の持続的な核兵器追求などにこれ以上背を向けることはできない」として糾弾した。

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