148年の企業、革新できず上場廃止に…サムスンが技術を学んだ東芝の没落
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.21 08:22
変わらなければ死ぬ、企業は。日本を代表する電子企業の東芝が20日、東京証券市場から消え、このようなメッセージを再確認させた。かつて世界半導体産業の革新を牽引し、サムスン電子がモデルにした企業だった東芝が、74年ぶりに上場廃止となった。経営危機に陥った東芝を投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)コンソーシアムが先月22日に買収し、非上場企業に転換したのだ。
最後の取引日の19日、東芝の株価は前日比5円値下がりした4590円で引けた。東芝は20日、自社のホームページに「新たな未来に向かって大きな一歩を踏み出すことになる」とし「当社グループ経営理念『人と、地球の、明日のために。』のもと、より一層の企業価値向上及び社会への貢献に努める」と明らかにした。