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ヒョンデ、ロシア工場1万ルーブルで売却…2年以内に買い戻せる条件

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.20 06:46
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ヒョンデ(現代自動車)が2年近く稼動を中断していたロシア工場を現地企業に1万ルーブル(約1万6000円)で売却する。ただ再進出の可能性に備え2年以内に買い戻すことができる条件を契約に含んだ。

ヒョンデは19日に臨時理事会を開き、ロシアのサンクトペテルブルクにある生産法人HMMRの株式全量を売却する案件を承認した。売却資産には年23万台を生産できるサンクトペテルブルク工場と、同市にある年産10万台規模の旧ゼネラルモーターズ(GM)工場用地も含まれた。

 
売却対象資産の価値は帳簿上で約4100億ウォン(約453億円)に達するが売却予定価格は1万ルーブルにすぎない。ウクライナ戦争の余波で昨年3月から生産と輸出がストップした状態でリスクを減らす次元で現地企業に売却したため莫大な損失を甘受して象徴的な価格で売却したという見方が出ている。売却先のアートファイナンスはベンチャー投資企業で、最近フォルクスワーゲンのロシア工場と子会社の株式も買収している。

これに先立ち日産自動車は1ユーロ(約157円)、ルノー自動車は2ルーブルでロシア法人を現地企業に売却している。これら企業も買い戻し条件を付けた。こうしたことから「ロシア政府が自国内の雇用安定など厳しい条件を掲げて外国企業の資産を強制的に国有化している」(フィナンシャル・タイムズ)という批判も出てきた。ヒョンデもやはり2年以内に買い戻せる条件を付けたが、この時は売却価格ではなく相場で買い取らなければならない。

ヒョンデはロシア・ウクライナ戦争により工場稼動が中断してから1年9カ月で売却決定を下した。ヒョンデ関係者は「現地の状況などを考慮しこれまで販売された車に対するアフターサービスは継続して運営する方針」とした。

ヒョンデは2010年にサンクトペテルブルクに完成車工場を構築した。鄭夢九(チョン・モング)名誉会長は2016年、「困難があってもロシア市場をあきらめてはならない」とし特有の底力を発揮してきた。こうした戦略的支援で2021年8月にはロシアの自動車市場でシェア28.7%を記録し1位になったが、ロシアのウクライナ侵攻後の西側の制裁により部品需給難に陥り昨年3月から工場の稼働中断に追い込まれた。工場稼動中断による損失も雪だるま式に増えた。HMMRは昨年2301億ウォンの当期純損失を記録し、今年上半期の純損失規模も2270億ウォンを超えた。

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    ヒョンデ、ロシア工場1万ルーブルで売却…2年以内に買い戻せる条件

    2023.12.20 06:46
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    現代自動車グループがロシア工場竣工から13年で現地での生産を中止し売却することを決めた。写真はサンクトペテルブルク工場。[写真 現代自動車グループ]
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