フーシ派の攻撃に揺れ動く原油価格と物流…米国「紅海パトロール多国籍海軍」創設(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2023.12.19 17:57
国際貿易ルートの核心である紅海・スエズ運河航路がまひする危機に置かれた。イエメンのフーシ派が紅海で民間船舶を相次いで攻撃し海外の大手海運会社に続き生産量規模で世界2位の英石油企業ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)も紅海での運航を見合わせると明らかにした。世界的に物流とエネルギー輸送大乱への懸念が高まり米国は関連国と紅海の安全保障を共同で対応することにした。
ウォール・ストリート・ジャーナルなどが18日に伝えたところによると、BPはこの日「紅海航路の安全状況が悪化したことを受け、紅海を通過するすべての輸送を一時的に中断することにした」と明らかにした。世界の主要海運会社はすでに紅海での船舶運航を一時中断している。世界2位海運会社であるデンマークのマースクが15日に一時運航中断を発表したのに続き世界5位のドイツのハパックロイドも紅海での運航を取りやめた。